やっぱりインナーで…
ゼクスギアシリーズは全種コンプリートしましたが、自分のプレースタイルに一番合っているのはゼクスギアインのようです。
ゼクスギアインのレビュー記事では、「シリーズの中で一番中途半端」と評していましたが、本番で使ってみると一転、「安定感と威力が両立されている」という感想に。
自分の打ち方に合っているということ、グリップが握りやすいこともあり、メインラケットとして使っていくことに決めました。
規模が小さいとはいえ、大会で段持ちの方に勝って優勝できましたし…。
ゼクスギアファイバーとアウターはしっかり回転をかけるようにして打つプレーヤー向きですが、ゼクスギアインはドライブ、ミートでぶつけるように打つことに向いているラケットです。
同様の打ち方をする場合、ゼクスギアファイバーはロスする感覚があり、アウターは良い球を打つハードルがかなり高い…。
ゼクスギアファイバー、アウターは硬いラバーを貼っての当て擦り向きですかね。
インナーなら、柔らかいラバーから硬いラバーまで幅広く合わせられると思います。
どちらかと言えば硬いラバー向きではありますが…。
現状、ゼクスギアインのフォアにブルーストームプロ、バックにヴェンタスエキストラという組み合わせ。
フォアのブルストプロは打ち合いでディグニクスにも引けをとらないだけでなく、ループドライブや台上、カウンター等、全ての技術に死角がありません。
唯一重さだけが欠点ですが、耐久性も普通のドイツラバーの倍はあるのでそれくらいの欠点は飲み込めます。
バックのヴェンタスエキストラはちょっと球持ちが悪くて、ちょっと滑るテナジー05みたいな印象です。
回転はまあまあで、スピードがかなり速い。
後ろからでもバックドライブで打ち抜くボールが出せますね。
ゼクスギアインとヴェンタスエキストラの組み合わせは、
総合的な球威でインナーzlcにテナジーの組み合わせを上回りますね。
特にスピードは比較にならないくらい速い。
フォアで使うにはちょっと柔らかい気もしますがが、両面ヴェンタスエキストラも普通にありです。
ラケットの総重量は186gとなっており、ここ最近で一番重い組み合わせですが、不思議と違いづらさを感じません。
ブレードの重心が手元よりなことと、グリップが厚めでがっちり握れることが影響しているのだと思います。
ゼクスギアアウトとインはグリップが厚めで好感触でしたが、ファイバーはやや薄く、手とグリップの間に隙間ができて握りづらい。
しっかり握れればもっと威力のあるボールを打てるような気がします。
ゼクスギアシリーズの比較の中で、
ラケット選びはブレードの性能だけでなく、グリップの形状も大切であることを再度認識することとなりました。
ゼクスギアインをメインにするにあたって、どうせならV22ダブルエキストラをフォアに貼ってみたいなぁ。