卓球&雑記from駿河

ほぼほぼ卓球関連

ビスカリアSALC+ディグ05の威力

ネットを超えない打球

 

上級者(全国レベル)がビスカリアSALCとディグ05、ディグ80の組み合わせを使っていた。

 

ボールが速いのは当たり前。

 

問題はボールの重さ。

 

ボールの威力がありすぎて、まともに打たれたドライブに対するこちらのリターンが全部ネットに直行してしまった。

 

相手のボールに触れても、ボールが上に飛んでくれない。

 

世界レベルでラバーの硬さがインフレする理由を垣間見ることができたw

 

水谷選手も、中国選手のボールにはテナジー64ではカウンターできないと言っていたし、

 

自分のスイングだけでなく、相手のボールの質に応じて用具を変更していく必要もあるんですねぇ。

 

ラバーの硬さだけでなく、ラケットも硬いものを使わないと威力に押されてしまうのだろう。

 

競技レベルが上がると用具も硬くなる

 

世界トップレベルでは、特殊素材ラケットの使用率が大多数を占めている。

 

プラスチックボールに変更直後では、球持ちと回転量を求めて木材ラケットのシェアもそれなりにあった。

 

それから数年、プラスチックの中でも硬めのABS樹脂が主流になったが、このボールに対しては硬いラバーとの相性が良い。

 

ラバーの回転性能も進化したことで、硬いラバーと硬いラケットの組合せが最適解になっている。

 

硬いラケットでシェアが高いのはアウターALC、特にビスカリア。

 

硬いラケットでありながら回転もかかり、非常にバランスが良い。

 

インナーでもかなり硬いものが多いですかね。

 

フランチスカZLC、オフチャロフALC、キョウヒョウ龍5とか。

 

相手のパワーに負けないため、硬い用具を選択するのが当たり前な昨今、

 

板薄5枚に柔ラバを貼ってでガンガン打ちまくるルベッソンの明日さが際立ちますなぁw