アルティウスシリーズとQクオリティーの相性
個人的にQクオリティーはラケット選びが非常に難しいと思うんですけど、皆さんはどう思いますか?
発売時にQクオリティー2枚とアルティウスのインナーとコンボ、ST5を買って色々試したんですけど、まぁ中々酷い結果になってしまったんですよw
今回はその絶望的な結果について振り替えましょうか…。
まずアルティウスST5とQクオリティーの組み合わせですが、実際の硬度以上に硬く感じました。
そして粘着ラバーを貼った時くらい弾まない。
いくらなんでも弾まなさすぎて、対下回転のスピードドライブとか無理ゲーです。
そういえば、スワットにQ5を貼った時も同じように弾まなくて辛かったですね。
というか、
ST5に限った話ではなく、弾みがイマイチな木材ラケットにQクオリティー、ひいてはQシリーズは相性がイマイチかなと思います。
こういう打球感が好きな方とかもいるんでしょうけど、楽したい人には絶対合いません。
次はアルティウスインナーです。
ファーストインプレッションはかなり良かったですね。
そう、ファーストインプレッションは…。
ミズノのオンライン試打でも上がっていたように、
アルティウスインナーは打球感が7枚っぽくて、程よい弾みと球持ちで非常に使い勝手がよろしかったです。
インナーalcよりもこちらの方がボールも速いと感じました。
インナーだけど真っ直ぐな弾道も作り易く、
決定力がある。
板厚5.6mmの割にはしなりすぎる感じがないのは個人的に好みでした。
そんな感じで最初はラケット単体の性能も、ラバーとの相性も非常に気に入っていましたが、使い込む内に湿気を吸ってラケットが柔らかくなってしまいました。
そうなるとラバーへの食い込みが大きくなりすぎました。
体感40度のラバーを使っているみたいで、引っかかりも感じづらかったですね〜。
ラケットを使い込んだ時の性能の変化は盲点でした。
桐を使ったラケットが嫌いな人って、この打球感の極端な変化がダメなのかもしれませんね。
で、肝心のアルティウスコンボ。
これもファーストインプレッションはry…。
ええ、最初は良かったけど使い込んだら良くなかったヤツ第二弾です。
第一印象は大きな弧線でかなり速い球がコート深くに入る。
ボールの重さは普通。
特に好印象だったのがバックハンドです。
ビスカリアにテナジー80の組み合わせばりに鋭いボールが出せるもんでテンションが上がりましたねw
対下回転はテナジーに比べて打ってる感覚が薄いですが、インパクトが弱くてもボールが上がってくれる安心感がありました。
台上のボールはストップがかなり止まってくれました。
下回転をかけた時に勝手に飛ばなかったです。
不満があるとすれば、フォアのボールに重さが出しづらいことくらいでしょうか?
あ、忘れてた!
カット打ちの時の、浮いたカットに対する角度打ちが糞でしたw
どんだけ意識しても全部オーバーw
まぁそれは置いといて…。
総合的に、
アルティウスコンボとQクオリティーの組み合わせは、現代卓球をする上で最適とも言える性能を誇っていると言っても過言ではないです。
ただ、
使い込んでいくにつれて、感覚が最初と別物になっていくのがどうしても受け入れられなかったんです。
そうして色んなラケットとQクオリティーの相性を試すことになりました。
結果として、
アルティウスインナー、コンボよりアルネイドみたいなアウターalc系の方が良かったです。
後は自分が使っているマイナーメーカーのマイナーラケット。
ありそうでないタイプのラケットなんですけど、後々紹介したいと思います。
ミズノのラケットなら、アルティウスアウターかフォルティウスFTバージョンDが良いと思います〜。