Qクオリティーの代替としてのエボFX-Dとロゼナ
ミズノHPより画像を引用
Qクオリティーの代替品を探せ!
「やはり」生産休止となったQクオリティー
夏から供給が途絶えてしまっていた
Qクオリティーの生産が一時休止ということで、代替品を検討中であります。
今年の夏あたりからメーカーからの供給が一切なく、廃盤になるのではという憶測が流れたりもしましたが、とうとう生産休止のアナウンスがメーカーから発表されました。
ブースターSAの廃盤の時も界隈がざわつきましたが、今回はその比ではありませんね。
しれっとQ5も廃盤に。
Qクオリティーは神ラバー
私はバック面にQクオリティーを使っているのですが、正直最初の方はそこまでいいラバーだとは思っていませんでしたw
発売前に「テナジー以上ディグニクス未満」と題したレビュー動画が挙がったりしましたが、実際に使ってみていいとこロゼナくらいかなぁと。
それが使い込むうちにテナジーと同じくらい良いラバーというところまで評価が持ち上がり、替えの効かない神ラバーという認識に変化したと言う訳です。
一番最初の評価がイマイチだった理由はドイツラバーに比べて威力が出ないと感じたからですね。
ドイツ製のミドルエンドラバーであるクァンタムXプロと比べても強打時の威力が出ないと感じました。
私のプレースタイルはバックで積極的に点を狙っていく戦い方なので、対上回転の決定力にはかなり敏感ですので...。
ドイツ製ラバーはぶち当て気味に打った方がボールが走りましたが、Qクオリティーの場合は当てつつもシートでしっかりと回転をかける意識で打てばいい球になりました。
お陰で回転をかける感覚は以前よりも養われたと思います。
後、使い始めはツッツキやストップがめちゃくちゃ浮きましたね~。
そこら辺もマイナスポイントでした。今は全然問題ないですけどw
キッチリ自分で回転をかけてあげれば飛びが抑えられます。
角度で合わせに行くのが良くないだけでした。
発売当初から一年ほど継続して使ってきて、Qクオリティーから別のラバーに変更することに対して抵抗がないと言えば嘘になりますが、いくら嘆いたり、憤ってみたところで物がないんですから致し方ありません。
バックラバーに求める性能、挙がる候補
バックのラバーに求める性能を書き出してみると、
軽い、軽中打が安定しボールも走る、対下回転が楽、硬度は46度以下
決めに行った時にしっかり直線的なボールが出ること!
ここら辺の性能って、シートが薄いタイプに該当することが多いんですよね~。
Qクオリティーもシートが薄いですし。
Qクオリティーが良かったのは、シートが薄めでかつスポンジは2.1mmだったこと。
バックハンドのインパクトの強さで2.3mmってそうそう性能引き出せないですから。
かと言って、2.0mmは弾みと球持ちに不安が出てきます。
その点、2.1mmはしっかりと弾みを確保したうえでシートが薄い恩恵で性能を引き出し易くしてくれます。
シート薄目で、スポンジのバリエーションに2.1mmがあるのはブルーストームとDNAプラチナ。
しかし、このシリーズは硬度45度のものがラインナップされていない...。
薄シートと言えど、47.5度のラバーを本番の試合で使うのは技量不足。
相手がドライブしか打ってこないなら全然アリですけど、対ミートやナックル、死んだ球の処理はもう少し柔らかい方が良い。
ラザンターならR45がありますけど、ラザンターは寿命がとても短いので最初から候補に挙げていませんでしたw
弾みの劣化がとんでもなく早いんですよね~。
10時間持たずにお亡くなりになるんじゃないかなぁ。
そんな感じでシートが薄いタイプは候補から除外され、次に思い浮かんだのはバタフライのロゼナ。
硬め重めの個体を選べば、劣化テナジー80みたいな感じで使えるだろうという期待、そして安い価格が決めて。
貼るラケット次第のところもありますが、ロゼナは案外強いインパクトに耐えてくれます。
弾くにせよ、回転をかけるにせよ、しっかり食い込ませてあげればそうそうボールは落ちません。
強打した時の球筋の鋭さと、対下回転の持ち上げやすさが両立されています。
供給が安定していることも、昨今の流通事情を踏まえると見逃せないポイントでしょう。
あと一つ、最近発売されたエボリューションFXDも候補に入りました。
ティバージャパンHPより画像を引用
ええ、例の人あの人の試打動画を見たんです。
「下回転が持ち上がり易く、回転量も豊富、食い込ませて打つ人向き」
全体的にテナジーっぽい使用感みたいですね。
ロゼナと比べて値段はだいぶ高くなりますが、その分性能の上昇率も高いと信じたい。
軽めの個体を選べば、カット後47gほどで収まる模様。
困ったらお問い合わせ(勿論購入前提)
どちらも買ってしまえれば一番いいのですが、現状の懐具合でそれは厳しい。
ロゼナとエボの性能を比較してもらって決めよう、ということで国際卓球さんにお問い合わせ。
お問い合わせの結果は
弾み
エボリューションFXD > ロゼナ
硬さ
エボリューションFXD(硬い) > ロゼナ(柔らかい)
弧線
ロゼナ(高い) > エボリューションFXD(低い)
回転はまぁ、エボの方が高いだろうと思ったので聞きませんでした。
硬度はエボが44度でロゼナよりも柔らかいですが、シートはロゼナより厚く硬いため、総合的にはエボの方が硬いみたいですね。
30日から国際卓球さんのセールが始まるんで、セール中にどちらかを購入します。
多分エボを買うと思いますが。
それにしてもエボは高いなぁ...。
いつも思うんですけど、トップラバーのマイナーチェンジ版は製造費が相対的に安上がりでしょうし、性能も劣るから少しだけ安くていいと思うんですよ。
アンドロのヘキサーシリーズなんかはソフトスポンジバージョンが無印に比べて少しだけ安くなっていますよね。
他のメーカーもそれに倣ってくれてもいいのにと思う貧乏用具オタクでした。