卓球&雑記from駿河

ほぼほぼ卓球関連

グレイザーを試打してきたので軽くレビュー

 

グレイザー二種とラクザxx試打しましたよ

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写真ボケボケやないかい!

ってまぁいいかそんなことは...。

 

軽く30分程度ですが、グレイザー、グレイザー09c、ラクザxxを試打させていただきました。

 

試打ラケットは、ハッドロウsrにグレイザーとラクザxx、正宗にグレイザー09cとテナジー19です。

 

グレイザーは二種類ともラバーの厚さがアツで、ラクザxxはトクアツでした。

 

パッと見で思ったのは、グレイザーシリーズはディグニクス、テナジー、もちろんロゼナともシートの質感が違うなと言うことです。

 

シート表面がディグニクスに比べて若干曇っていて、テンションのかかり具合も少ないような印象を受けました。

 

まぁ、スポンジの色がグレーだからそういう風に見えただけかもですが笑

 

硬さに関しても、グレイザーはディグニクス05よりもシートが柔らかいです。

 

ディグニクスと同様の配合技術という触れ込みですが、成分の配合バランスなんかはグレイザーとディグニクスで別物なのかもしれませんね。

 

グレイザーに関しては、事前にごぶりんずさんとか840さんの動画を見ていて、あんまり期待しないでおこうと思って打ってみたんですけど…

 

いや、イイゾコレ〜笑

 

840さんの動画では、ブラインド試打でロゼナとグレイザーではスポンジの硬さくらいしか差を感じられなかったそうです。

 

同じラケットで比較したわけではありませんが、私が感じたロゼナとグレイザーの違いは「引き攣れの強さ」ですかね。

 

グレイザーの方が、ロゼナよりも「ギュパッ」ていう感覚が強いです笑

 

シート、スポンジの両方がロゼナよりもしっかりしているにも関わらず、非常に食い込みやすく、その後の復元力が強いと思いました。

硬さはQQが近いですかね…。

 

グレイザーのシートはNo.05のものをベースにした粒形状ですが、05と80の中間くらいなイメージで良いと思います。

(ロゼナは80と64の中間だと思っている)

 

しかしながら、ディグニクスよりも素材の強度や引っかかりは劣っているため、シートで擦るというよりは食い込ませてラバー全体で回転をかけてあげた方が良いでしょう。

 

肝心なスピードや回転量、飛距離ですが、

XIOMのジキル&ハイドV47.5と同等レベルのパフォーマンスを発揮するのではないか、というのが試打時点での私の評価です。

 

弧線の出方とかも割りかし似ていますが、グレイザーの方が少しだけドライブの軌道が山なりで安定すると思います。

 

勝手に弧線が出るという感じではなく、自分のスイングに応じた軌道のボールになるため、非常にコントロールが良いです。

 

回転性能に対してやけにシートが鈍感なため、ミート打ちもやり易い。

フォアバックどちらでも使えるラバーなんじゃないでしょうか?

(フォアにファスタークg1とかラクザ7とかでゴリゴリ打っている人たちには球質面、ボールの重さは物足りないか?)

 

忘れてはいけないのは、

ジキル&ハイドV47.5の2.1mmとグレイザーのアツとでの比較ということ。

 

トクアツなら更にスピード、スピン、飛距離の向上が見込めますね。

(弾みだけ上がって回転がついてこなかったら悲惨すぎるー)

 

グレイザーとラクザxxを比較すると、当然のことながら、回転量とボールの重さはラクザに軍配が上がりました。

 

ラクザxxはシートやスポンジがV22と似ていますが、V22よりスポンジに食い込みやすくてボールが上に上がります。

シートの硬さは同じくらい。

 

ラクザxや7と比べてシートが薄く感じたので、その二つよりも更に食い込ませて打つことに重点を置いたラバーになっていると思います。

 

同世代のブルストプロ、V22、ジキル&ハイドz52.5と比べて性能が引き出しやすく、スピードと回転、安定感のバランスの取れたヤサカらしいラバーでした。

 

しかしながら、私のスイングではグレイザーと比べて格段に強い回転がかかったり、重いボールが出せるというわけではありませんでした。

 

試合で使った時は寧ろグレイザーの方が良い球を打てたりして。

 

グレイザー09cはシートの粒形状やスポンジ硬度からして、ハイブリッドMKに近い性能なのかなぁと予想していたのですが、全然似ていなかったです。

 

グレイザーの方は、シートに粘着を付けただけのスピンテンションの打球感で、ハイブリッドMKはシートに粘着のない粘着テンションと言った感じですかね(何言ってんだこいつ)

 

打球感やボールの飛び方とか、ヴェガdefを柔らかくしたらこんな感じになるのかなぁと思ったりw

 

打球感はかなり柔らかいです。

普段ドイツラバー47.5度のものを使っているなら扱いは容易だと思います。

 

ハイブリッドMKは打ち方に応じて直線と弧線の切り替えが容易でしたが、グレイザーの方は割と何でもかんでも弧線になりがち。

スポンジがアツな影響もあってか、弧線は高いのですが少しボールが浅かったですね。

 

粘着ラバーの打ち方ではインパクト時の引っかかりやカチッとした感じがなかったので、スピンテンションとして使ってあげた方が良いのかなぁ?

 

また打たせてもらって、気づいたことが有れば追記していきまーす。

 

egypt-blog.hatenablog.com